「オンコールって、夜中に呼び出されたりして大変そう…」
訪問看護に興味はあるけれど、オンコールが不安で一歩を踏み出せない。そんな看護師さんは少なくありません。
でも実際には、施設によって運用方法や頻度はさまざま。中には「電話対応だけで済むことも多い」「オンコールなしの職場もある」といった現場の声も。
この記事では、訪問看護のオンコールの頻度・対応内容・手当の実情を、未経験者にもわかりやすく丁寧に解説します。
訪問看護のオンコールとは?基本のしくみ
オンコール=毎回出動、ではありません。
訪問看護におけるオンコールとは、利用者の急変などに備えて、夜間や休日に待機しておく体制のことです。※待機場所はステーションによって異なりますが、基本は自宅(出動できる範囲であれば外出も可能)になります。
多くは電話対応で完結し、実際に訪問対応が必要となるのはごく一部です。

オンコールの頻度は?実際の声と勤務形態
月4〜8回が目安。人員体制によって変わります。
たとえば都市部のステーションでは6人でローテし、1人月4回程度。地方ではスタッフが少なく月8回以上担当することもあります。
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オンコール対応の内容とは?呼び出しの実際
多くは「相談」で終わる内容です。
「薬を飲み忘れた」「熱がある」など、まずは電話で状況確認。出動が必要なのは呼吸状態の悪化など、緊急性の高いケースに限られます。
オンコール手当はどれくらい?給与モデルを解説
- 件数制:待機1回1,500円、出動1回3,000円
- 時給+件数制:時給1,500円+訪問1件あたり900円
- 都市部:時給2,000円以上も
- 地方:時給1,600円〜1,800円が目安
→ 月9,000円程度の上乗せも可能。条件次第では収入面のメリットも。

オンコールが不安な人はどうすればいい?対策と選択肢
- オンコールなしの職場を選ぶ
- 管理者や専従担当に任せられる体制もある
- 「曜日限定」「対応回数限定」の柔軟な求人も
- 子どもが小さい場合は免除をしてくれる職場もあります
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