「訪問看護」と「訪問入浴」や「デイサービス」、どれも“在宅”で活躍する看護師の仕事。
でも実際は、仕事内容も一緒?必要なスキルも似てる?…そんなふうに混乱していませんか?

この記事では、未経験の看護師でもひと目で理解できるように、それぞれの働き方の違いをわかりやすく解説します。
訪問看護・訪問入浴・デイサービスの違いが3分でわかる!未経験でもスッキリ理解
訪問看護、訪問入浴、デイサービス。いずれも高齢者や障がいを持つ方の“生活を支える”という点では共通していますが、看護師としての関わり方は大きく異なります。
この記事では、現場で実際に働く看護師の視点から、未経験でもわかりやすく3つの働き方の違いを丁寧に解説していきます。

仕事内容の違い|“医療”か“介護”かでこんなに違う!
訪問看護・訪問入浴・デイサービスは、看護師の関わり方がまったく異なります。
訪問看護は、医師の指示に基づいて医療的ケアを行う仕事。バイタルチェックはもちろん、点滴・褥瘡処置・カテーテル管理・ターミナルケアなど、病院レベルの看護を“自宅で”提供するのが特徴です。
一方、訪問入浴では、入浴車で自宅を訪れ、介護士と3人1組で入浴介助を行います。看護師はバイタルチェックと入浴中の健康観察、入浴の可否判断が中心。医療処置をする機会は少なめです。
デイサービスにおける看護師の役割は、体調管理や服薬確認、機能訓練の補助などが中心。介護スタッフと一緒にレクリエーションに参加することもあり、利用者とゆっくり関わりたい方に向いています。
つまり、“医療を提供したい”なら訪問看護、“介護の現場で寄り添いたい”なら訪問入浴やデイサービスがおすすめです。
求められるスキルや資格の違いとは?
訪問看護・訪問入浴・デイサービスでは、それぞれ求められるスキルや向いている看護師像が異なります。
訪問看護では、点滴・吸引・褥瘡ケア・在宅酸素など、医療的判断力や急変対応力が求められます。
訪問入浴では、バイタルチェックの基礎や介護職との連携力が重視され、体力に自信がある方やブランク明けの方にも適しています。
デイサービスは、観察力とコミュニケーション力が重要。病棟経験が浅くても、利用者との関係性づくりを大切にできる人に向いています。
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働き方・1日の流れはここが違う!
訪問看護・訪問入浴・デイサービスでは、1日のスケジュールが大きく異なります。
- 訪問看護:1日4〜6件程度の個別訪問。処置内容が毎回違い、柔軟な対応が必要
- 訪問入浴:1日6〜8件をチームで回る。短時間・体力勝負の現場
- デイサービス:施設勤務でスケジュールが安定。送迎やレク補助も
生活リズム・仕事内容・関わり方が自分に合っているかどうかが、長く続けられるかの鍵になります。
未経験者におすすめなのはどれ?選び方のポイント
未経験からチャレンジするなら、「自分に合う働き方」から選ぶことが大切です。
- 医療スキルを活かしたい:訪問看護
- チームで働きたい・体力に自信あり:訪問入浴
- 家庭との両立・安定勤務希望:デイサービス
経験の浅さを不安に思うより、「どの環境なら安心して始められるか?」に目を向けて。それが、後悔しない転職の第一歩になります。
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まとめ|違いを知れば、あなたに合った働き方が見えてくる
- 訪問看護:医療処置中心。自立した働き方を目指す人に
- 訪問入浴:介護との連携で体力も必要。ブランク明けでもOK
- デイサービス:施設勤務・日勤中心。家庭との両立向き
「向いている職場」は、知ることで見えてきます。
まずは求人をのぞいてみるだけでも、あなたの新しい一歩が始まるかもしれません。

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